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業務内容

大規模修繕工事

大規模修繕工事工事説明から、仮設足場の設置、下地・タイル補修・シーリング・洗浄・塗装・防水など各種工事まで。

着工前〜工事完了までの流れ▶

改修時期の目安

改修時期の目安

《修繕工事の保証期間》

下地補修工事コンクリート・モルタル剥落、鉄筋露出
5年
シーリング工事はく離、漏水(※)
5〜7年
防水工事漏水(※)
5〜10年
外壁塗装はく離、変色
5年
鉄部塗装はく離、発錆
2年
※漏水・・・施工部位からの漏水

防水工事

防水工事コンクリート建造物の雨や水にさらされる部分を防水処理することで建物内部に水が染み込むのを防ぎます。
初期硬化によりわずかながらクラック(ひび割れ)が一般的な鉄筋コンクリート構造物には存在しています。
最初は(まったく)影響はありませんが、年月と共にその尾錠なクラックが大きくなっていき、水漏れなどの原因になります。

《防水工事の種類》

  • アスファルトシート防水
  • ウレタン塗膜防水(屋上・バルコニー)
  • 塩ビシート防水(屋上・共通廊下)
  • アスファルトシングル防水

大規模修繕工事の防水工事について▶

着工前〜工事完了までの流れ

1.工事準備期間

工事期間中は生活に不便が生じます。また、近隣にも迷惑が掛かることがありますので、「工事説明会」の開催や、工事用掲示板の設置で居住者に工事が実施されることを理解してもらい、工事期間中の生活への影響について周知徹底を行います。

2.仮設工事共通仮設物・足場の設置

共通仮設物 共通仮設物

現場事務所・作業員休憩所・資材倉庫・仮設トイレ・手洗い場・廃材コンテナを設置
現場事務所には机・電話・コピー機・パソコン・等の備品を設置します。


足場の設置 足場の設置

建物外周に鋼製の足場を設置します。
足場の外周は透過性のあるメッシュシートで覆い、塗料などが外部へ飛散しないようにします。


3.下地・タイル補修工事

浮き補修 浮き補修

外壁タイルとコンクリート面の接着が弱まり、「浮き」が出ている箇所にエポキシ樹脂の接着材を充填し固定します。浮いている箇所の見落としが無いように事前に入念な打診調査を行います。


ひび割れ・張替え ひび割れ・張替え

割れたり・破損したタイルを部分的に張替えます。張替えを行わない既存のタイルとの色合いの違いや段差が生じないように注意します。


ひび割れ・Uカットシーリング ひび割れ・Uカットシーリング

躯体のひび割れには、大きく別けてコンクリート自体の収縮によってできたものと、建物の構造上の理由でできたものがあります。前者の場合は割れた箇所にセメント材等を充填して修復を行いますが、後者の場合は今後も割れが大きくなる可能性があるため、割れ部分に溝を作り、シーリング(ゴム性)材を充填する「Uカットシーリング工法」を用いて修復します。


欠損・鉄筋爆裂補修 欠損・鉄筋爆裂補修

コンクリート内部の鉄筋が腐食によって膨張し、周辺のコンクリートを押し上げ、ひび・爆裂した状態を鉄筋爆裂と呼びます。この場合は、脆弱したコンクリート・鉄筋のサビを除去し、鉄筋に防錆材を塗布し、樹脂モルタルを充填します。


4.シーリング工事

シーリング工事

窓や扉の枠周辺などに充填されているシーリング(ゴム性)材の打替えを行います。
コンリートや金属など基盤に適したシーリング材を選定し充填します。


5.洗浄工事

高圧水洗浄工事 高圧水洗浄工事

外壁表面に付着した汚れを落とすと共に、表面的には目立たない劣化箇所を露出されるために行います。超高圧水洗浄など、建物の汚れ具合や目的によって工法を選定します。


6.塗装工事

外壁塗装工事 外壁塗装工事

躯体コンクリートを塗膜で保護し、中性化を防ぐために外壁塗装を実施します。上塗り材の色を選択することで、イメージを一新した美観を実現することも可能です。塗装時にはバルコニーなど出入りが出来なくなる期間が生じます。


鉄部塗装工事 鉄部塗装工事

鉄製材にサビ止め塗装・上塗り塗装を行い、「サビ」・「腐食」の進行を遅らせることが目的です。
塗装前にサンドペーパーや工具による目荒らし(ケレン)を行うことが重要で、形状が複雑で機械工具が使えない箇所は、手工具によるケレンを入念に行います。


7.防水工事

バルコニー床防水工事 バルコニー床防水工事

バルコニーの 床面に雨水が浸入するのを防ぐために行います。狭い場所でも施工しやすい「ウレタン塗膜防水」や、配色や模様を選べる「防滑性ビニル床シート」があります。

「ウレタン塗膜防水」は硬化の際に水分を避けるため、施工時の天候及び湿度に注意が必要になるほか、バルコニーへの出入りが出来なくなる期間が生じます。


屋上防水工事
屋上防水工事

屋上からの漏水を防ぐために、屋上の仕上げ状態に応じた防水工事も行います。「改質アスファルトシート防水」や、「塩化ビニル樹脂系シート防水」、「アスファルトシングル防水」があります。

適切なシートの重ね幅やシートの重ね合わせ状況の確認、保護塗装の塗布漏れが無いか、徹底的に検査することが重要です。


共用廊下床防水工事 共用廊下床防水工事

廊下の防水は、防水性能だけでなく、マンション共用部としてのデザインが重視されるため、配色や模様の選択肢が豊富な「防滑性ビニル床シート」を張り付ける工法が多く採用されています。

共用部の施工は、通行にできるだけ支障が出ないように配慮することも重要なポイントです。


8.資産価値向上工事 

資産価値向上工事

マンション全体の改修工事を行うと同時に、エントランスの改修や、バルコニー手摺の取替えなど、建物の資産価値アップの工事を行います。


9.お引渡し

仮設物撤去工事
竣工検査・・・入念な最終検査・確認を行い、お引渡しとなります。
お引渡し